全体会(1日目 9:30-11:45)
【オープニング】(9:30-9:45)
わおんバンド(映像出演)
【あいさつ・基調報告】(9:45-10:15)
中川健史(大会実行委員長・よりそいネットワークぎふ代表理事)
岐阜県地域福祉課長
穴澤義晴(JYCフォーラム代表理事)
【全体シンポジウム】(10:15-11:45)
若者・ひきこもりを協同で支える
~“連携”を超えて“ともにつくる”実践へ ~
「連携」という言葉をよく聞きますが、形式だけのものになってしまっている場合も多く、なかなかそれを実質化していくことは難しい状況があります。線引きやたらい回しに陥ることなく、「誰もが自分らしく生きていける地域」を一緒につくっていく実践的模索から、その可能性を探ります。
《シンポジスト》
青木陽子(飛騨市地域生活安心センター「ふらっと」)
鈴木綾(NPO法人こおりやま子ども若者ネットワーク)
《進行》
古村伸宏(労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会)
複雑化多様化した社会では、何かの社会問題への働きかけを一つの主体のみが行う限界は近年認識されています。その背景もあって「多領域連携」「協同・協働」「横串をさす」などの主体同士やセクター間が繋がることを現し、それを目指そうという言葉等も多く耳にします。一方、重要性は認識されながら、それらが題目に留まっていることも少なくないのではないでしょうか?例えば連携会議は行われるが連携が生まれていないとの声を聞く事が多々あります。連携から生み出すもの(超えてともにつくる)は何なのか?その議論の入り口としてを「庁内連携」「官民連携」「地域連携」のそれぞれの分野横断を試行する実践(等)報告を用意しています。
シンポジストの青木陽子さんからは、庁内連携の報告として市が取り組む飛田市地域生活安心センター「ふらっと」の事例を基に、とかく縦割りになりがちな行政の仕組みのなかで対象世代や制度の壁を越えた相談などが可能な上記センターの成り立ちなどについて報告していただきます。もう一人のシンポジスト鈴木綾さんからは、官民連携の報告として36団体個人が加盟する民間ネットワーク組織と基礎自治体が問題共有や行政計画つくりをともに行っている事例やその経緯について報告していただきます。またコーディネーターの古村伸宏さんには議論の整理を担っていただく他、地域連携の報告として小規模多機能自治をテーマに地域の住民連携や自治を基盤とした考え方などを報告していただきます。
各報告の背景や今後つくろうとしているものは何か?当日、会場で議論を深めます。